型番:
商品名 |
Excelでできる光学設計 ―レーザ光学系の実用計算― 第3版 |
ISBN |
978-4-915851-42-1 |
著者 |
中島 洋 |
判型 |
B5、228頁、CD-ROM付き |
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概要
【改訂にあたり】
実用計算での必要な内容の追加、使い勝手などを目的として、下記の内容を追加しました。
(1)傾斜設置されたレンズに対する光線追跡計算(2次元および3次元光線追跡計算)
(2)VBAプログラムによる光線追跡計算(Excelセル上での計算/プログラム計算 選択可能)
(3)VBAプログラムによる回折計算(X-Y2次元、R-θ2次元、および1次元回折計算)
本改訂により、
●任意の姿勢のレンズに対する光線追跡を可能としました。
●VBAプログラムにより、簡単に光線追跡計算ができます。
●VBAプログラムにより、容易にガウシャンビームの回折計算ができます。
光学設計の実践的な解説書である。これに必要な基礎理論と、これに対応する具体的な応用計算例を豊富に取り込んだ。本書の計算はすべて、Microsoft Excelで行われている。付属のCD-ROMにはそのための計算シートがすべて収められている。したがって特にプログラムを組む必要はなく、手軽に計算を行うことができる。計算式が直接書き込まれているので、実際面で遭遇するいろいろな応用課題に対して、式の変形などで対応ができる。設計対象としてはレーザ収束スポットの生成と、そのスポットから反射・散乱光の受光(結像)に絞った。レーザ光は最も単純で基本的な光であり、レーザビームに対する理解を深めればその応用として一般の光への理解も得られやすくなる。レーザ光を収束させる場合、幾何光学計算に加え、光を波動として捉えた回折の計算が必要となる。本書では波動の基本的な考え方、およびそれに基づいた各種開口での実際の回折強度計算、さらに、実際面でよく使うガウシャンビームの収束計算などについてその基礎理論と応用計算を記載してある。
目次
第1章 幾何光学概説
第2章 やさしい光学設計例
第3章 近軸光線追跡
第4章 2次元光線追跡
第5章 3次元光線追跡
第6章 波動の理論
第7章 ガウシャンビームの収束計算
第8章 回折理論と計算
第9章 ガウシャンビームの回折計算